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論文

Molecular dynamics simulation of thymine glycol-lesioned DNA reveals specific hydration at the lesion

Pinak, M.

Journal of Computational Chemistry, 22(15), p.1723 - 1731, 2001/11

 被引用回数:3 パーセンタイル:21.87(Chemistry, Multidisciplinary)

チミングリコール(TG)を持つDNAと修復酵素エンドヌクレアーゼIIIの複合体形成過程について、分子動力学計算を用いて調べた。修復酵素とTGを持つ30塩基対長のDNAが水溶液中に存在する系をモデル化し、2ナノ秒間のシミュレーションを行った。シミュレーション開始から約1ナノ秒後にDNAと修復酵素は複合体を形成し、シミュレーションが終了するまで安定な構造を保持した。酵素とDNAの結合領域において、グルタミン酸がリン酸結合のC3'分子から1.6オングストロームの位置まで接近していることがわかった。これは、修復過程で切断される2つの結合のうちの1つにあたる。また、TGのある部分でDNAは折れ曲がったが、この変形により修復酵素が損傷部分に近づきやすくなると考えられる。さらに、静電エネルギーの変化も損傷認識過程において重要な寄与をしていることが確認された。

論文

Development of an atomated single cell irradiation system combined with a high-energy heavy ion microbeam system

神谷 富裕; 横田 渉; 小林 泰彦; Cholewa, M.*; Krochmal, M. S.*; Laken, G.*; Larsen, I. D.*; Fiddes, L.*; Parkhill, G.*; Dowsey, K.*

Nuclear Instruments and Methods in Physics Research B, 181(1-4), p.27 - 31, 2001/07

 被引用回数:30 パーセンタイル:87.82(Instruments & Instrumentation)

原研高崎のAVFサイクロトロンの垂直ビームラインに設置された高エネルギー重イオンマイクロビーム装置において大気中生物細胞へのシングルイオンヒット技術を確立し、細胞自動認識高速ビーム照準システムを導入した。試料皿上に無数に散在する個々の細胞を照射前後にオフラインの顕微鏡において、全自動で認識するために、遠隔駆動の精密ステージと制御計算機及びソフトウェアからなるシステムを開発した。さらに認識された細胞の中から照射すべきものの位置を顕微鏡画像データから自動抽出し、それに基づいて全自動照射するためのオンラインシステムも同時に開発した。今回は、それらのシステムの概要を示し、テスト試料を用いて行った予備的な実験結果について報告する。

論文

社会とのコミュニケーションリスクをどのように伝えるか

傍島 眞

エネルギー, (11), p.58 - 61, 2000/11

原子力における社会とのコミュニケーションは、安全強調型からリスクと利益の公正な伝達に変わらなければならない。燃料サイクルの盲点にあった想定外の臨界事故などとどう向き合うかを技術者が熟考する中で、安全管理の体系を強化しつつ、それでも完璧はあり得ないことを人々にどう矛盾なく伝えるかが問われている。人々が持つ原子力への不安の原因を解消するべく、実際のリスクと人々のリスク感とのズレの要素をリスク対話の中で明らかにし、人々の懸念に応え、利益を公平に調整するなどを通じて、心理的偏向を取り除くよう原子力の理解を図る方法論の確立が求められる。国政においても、原子力政策に対する一般の意見表明の機会を拡大することにより、国民の不安感、不信感を払拭することが必要である。

論文

MD study of pyrimidine base damage on DNA and its recognition by repair enzyme

Pinak, M.

Proceedings of 10th International Congress of the International Radiation Protection Association (IRPA-10) (CD-ROM), 5 Pages, 2000/00

DNAのピリミジン塩基に生じる損傷であるダイマーチミンとグリコールの性質、並びに修復酵素によるこれらの損傷の認識過程を調べるために分子動力学シミュレーションを用いた研究を実施した。チミンダイマーは紫外線により生じる損傷、チミングリコールは放射線により生じる損傷で、修復が適切に行われないと突然変異や発がんを生じることがわかっている。シミュレーションの結果、チミンダイマーについては損傷部分におけるDNAの折れ曲がりと静電エネルギーの変化が、修復酵素による認識過程で重要な要因であることが明らかになった。チミングリコールについては損傷部分の立体構造の歪みが観察された。この歪みがDNA複製過程の進展を妨げることが推測されるが、認識過程との関係を探ることが今後の課題である。

報告書

Molecular dynamics simulations of deoxyribonucleic acids and repair enzyme T4 endonuclease V

Pinak, M.*

JAERI-Research 98-074, 37 Pages, 1999/01

JAERI-Research-98-074.pdf:1.64MB

チミンダイマーは、太陽光にも含まれる紫外線によって頻繁に生じるDNA損傷である。これが修復されなければ、細胞の突然変異や致死を招き、皮膚癌の原因にもなると考えられている。T4エンドヌクレアーゼVは、バクテリオファージT4由来のDNA修復酵素であり、チミンダイマーの修復過程における最初の反応を担う。分子動力学シミュレーションは、損傷のない12塩基対のDNA、損傷のない場合と塩基配列は同じだがチミンダイマーのあるDNA、修復酵素T4エンドヌクレアーゼV、の3つの分子についてそれぞれ1ナノ秒(ns)ずつ行った。これらのシミュレーション結果は、認識過程における静電作用の役割を調べるために解析された。この結果、酵素のアミノ酸の静電エネルギーは、約+15kcal/molの正の値であることがわかった。チミンダイマーの部分の静電エネルギーは約-9kcal/molであり、損傷のないDNAのチミンの部分での静電エネルギーがほぼ中性を示したのとは異なった。この違いは、静電エネルギーが、修復酵素がDNAをスキャンする過程において正確にチミンダイマーを認識するための重要な因子であることを示唆している。

論文

原子力は受容されないか

傍島 眞

原子力eye, 44(11), p.54 - 59, 1998/11

原子力をめぐる近年の様々な出来事の中で、原子力発電の推進には、以前とは違った形の膠着状態が見られる。多くの場で展開される議論は、原子力推進側にとって厳しいものがあり、本稿ではこれらの論点を整理し、今後に向けた対話交流が相互に円滑に進むためには、どのような観点が必要かについて述べた。原子力委員会が対話路線を採って開催した、「原子力政策円卓会議」において中心的となった、(1)エネルギーと原子力、(2)原子力と社会との関り、(3)原子力政策と核燃料リサイクル、(4)安全問題の各テーマに関して、受容されうる議論とは何かを最近の動向とともに論じた。特に原子力と社会との関りにおいて、可能な限り正確なリスクの提示は、技術の受容の選択を社会的に求める側の義務ではあっても、それが受容の十分条件にはなり得ない。個人の中での選択要素としてのリスク意識と社会的選択要素としてのリスク論との意義の違いを正しく認識すれば、なすべきことがまだあり、地域にとって共生感のある原子力というものを新しく打ち立てて行き、放射線が管理されうることを公衆に説くことが基本である。

報告書

Study of identification of geometrically shaped solids using colour and range information

海老原 健一

JAERI-Research 97-031, 46 Pages, 1997/05

JAERI-Research-97-031.pdf:2.52MB

本報告書は、色と距離の情報を用いて幾何学的形状の立体を同定する研究について記述している。本研究では、原子力施設内の機器の認識を目的とし、現段階では、そのような機器は、単一色の幾何学的な形状の立体の組み合わせで表現できると仮定している。今回の研究では、複数の幾何学的形状の立体のカラー画像を、色と距離の情報を用い、比較的容易かつ効果的に分割することが可能となった。さらに、分割されたカラー画像の各領域は、距離データを抽出するために使用され、抽出された距離データは、その空間分布を調べることによって、平面又は曲面に分類される。

報告書

原研中性子科学研究センター構想における中性子散乱研究

山田 安定*; 渡辺 昇*; 新村 信雄*; 森井 幸生; 片野 進; 相澤 一也; 鈴木 淳市; 小泉 智; 長壁 豊隆

JAERI-Review 96-019, 43 Pages, 1997/01

JAERI-Review-96-019.pdf:1.96MB

日本原子力研究所では、従来研究用原子炉を中心として研究を行ってきた東海研究所の新しい将来を拓く目的で「中性子科学研究センター構想」を打ち出している。この小冊子は新しい施設での中性子散乱実験により進展すると期待される科学の諸分野をサーベイする作業を行った成果をまとめたものである。

報告書

運転員のプラントに関する知識構造の研究

古田 一雄*; 吉川 信治*; 古濱 寛*; 小澤 健二*

PNC TY1602 95-001, 80 Pages, 1996/04

PNC-TY1602-95-001.pdf:6.42MB

本報告書は、原子力プラントの運転員が、異常診断や対応操作に係わる意思決定を正しく行うために、その担当するプラントをどのように理解しているかについて考察を加え、知識の基本構造について推定し、その知識基本構造を計算機上で模擬した簡易プラントを用いた被験者実験で検証した結果について論ずる。この研究の目的は、運転員が、異常診断や対応操作に係わる正しい意思決定に適した形でプラントに対する理解を形成していく過程を計算機を用いて支援する方策を開発することにある。この研究を通じて、プラントを、a)プロセスパラメータ間の変化伝播を記述した定性因果ネットワーク、b)上位の機能が、下位の複数の機能に支持される、という関係を層状に重ねた機能階層レイヤー、及びc)この両者を関連付けるリンク、の3者で記述することにより、兆候からの原因の同定、並びに所要の変化を生じるための操作手順の生成が可能な形で人間に教示できることが明らかになった。

論文

Development of computer simulation model of cognitive behavior in accidental situation of nuclear power plant

吉田 一雄; 横林 正雄; 田辺 文也; 川瀬 勝美*

VTT Symp. 158: 5th European Conf. on Cognitive Science Approaches to Process Control, 0, p.338 - 347, 1995/00

ヒューマンファクタ研究の中で、マンマシンシステムの評価のツールとして、異常時での運転員の認知行動を模擬する計算機を用いたシミュレーションモデルの開発を進めている。原子炉の異常に対応するときの運転員の認知行動のモデルは、Rasmussenの意思決定の梯子モデルを参考にし、AI手法の一つである「黒板」モデルに基づく分散協調推論手法を用いて運転員計算モデルを作成した。ルールベース行動だけでなく認識ベース行動を模擬するために、多層流れモデル(MFM)で表現した機能的知識を定性推論で探索する方法を提案した。さらに、主要な認知特性もモデル化した。また、異常時の原子炉の挙動を模擬するため詳細熱水力解析コードを核とする原子炉計算モデルを併せて開発し、運転員計算モデルと動的に結合した。モデルの検証のため数ケースの異常事象の模擬を行い、その有効性を確認した。

報告書

安全管理部 技術開発中期計画-WG活動報告書-

桜井 直行; 石田 順一郎; 小泉 勝三; 飛田 和則; 北村 高一; 野村 紀男

PNC TN9080 91-002, 31 Pages, 1990/12

PNC-TN9080-91-002.pdf:0.6MB

大洗工学センター安全管理部では、当部の現在かかえている問題点を解決し、今後の役割について検討を行うとともに、我々が実施すべき研究開発項目を明確にするため、安全管理部中期計画作成W/Gを1990年7月に組織した。本W/Gは約半年間にわたり安全管理部の現状認識と、今後の対応、改善策について幅広い角度から検討した。本計画書の内容は、「現状認識」、「計画の立案一重点項目の検討」より構成されている。検討に当たっては、1985年に東海事業所で作成された「安全管理部中長期計画」を参考とした。今後の安全管理部の発展を期待し業務を遂行するうえで、本資料を参考にしていくものとする。また、本計画は今後とも定期的に見直しを行う必要があるとともに計画の進捗度を常に点検し確認することが肝要である。

口頭

原子力施設の地震応答解析におけるばらつき評価に関する検討

崔 炳賢; 西田 明美; 高田 毅士*

no journal, , 

モデル化の違いが原子力施設の地震応答解析結果に与える影響を明らかにするため、多様な地震イベントを用いた地震応答解析が行われ、モデル化手法の差異による応答結果の不確実さを統計的に分析して得られた知見について報告する。

口頭

原子力安全、社会と共に考える; 安全と安心

宮野 廣*; 村松 健*; 野口 和彦*; 成宮 祥介*; 高田 孝; 牟田 仁*; 糸井 達也*; 松本 昌昭*; 松永 陽子*; 杉山 憲一郎*

no journal, , 

原子力安全において、「安心」を確保することは重要である。「安心」をどう科学的に定量化するか?本報告では、リスク定量化と安全や「安心」との関係について考察を行うことで、社会共通の「安心」がどうあるべきかについて検討を行った。

口頭

原子力施設の地震応答解析結果に与えるモデル化手法の違いによる影響

崔 炳賢; 西田 明美; 村松 健*; 高田 毅士*

no journal, , 

本研究では、原子力施設の確率論的地震リスク評価の信頼性向上に資するため、原子炉建屋の地震応答解析結果におけるモデル化手法の違いによる影響を評価し、フラジリティ評価における認識論的不確実さを定量化することを目的としている。現実的な応答を得るため、まずは偶然的不確実さを有するハザード適合地震波群を入力地震動として選定し、原子炉建屋の3次元詳細モデルと質点系モデルによる地震応答解析を実施した。特に機器への入力となる床応答に着目し、両モデルの床応答の統計的分析を行った。本発表では、入力地震動およびモデル化手法の違いによる影響を調査し、得られた知見について報告する。

口頭

PRAと動的PRAにおける不確かさ評価方法の比較

Zheng, X.; 玉置 等史; 杉山 智之

no journal, , 

確率論的リスク評価(PRA)では、事故発生の偶然的不確かさと影響を含めたリスクの定量化が可能である。しかし、現象理解の不十分等により認識論的不確かさが追加される。本研究では、従来PRAと動的PRAにおける不確かさの評価手段を頻度の確率分布の観点から比較し、動的PRAを用いて事故進展と故障モードとの依存性等を考慮することで認識論的不確かさの低減に寄与できることを示す。

口頭

Development of quick and remote analysis for severe accident reactor, 8-4; Development of acoustic-wave assisted microchip LIBS technique for simultaneous measurement of elemental mapping and surface recognition of nuclear fuel debris

Batsaikhan, M.; 大場 弘則; 狩野 貴宏; 赤岡 克昭; 若井田 育夫

no journal, , 

An acoustic-wave assisted microchip LIBS (AW-mLIBS) system was developed for simultaneous measurement of elemental mapping and surface recognition of fuel debris at the Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant. In this presentation, an experimental study on the two-dimensional elemental mapping of Gadolinium (Gd) in a surrogate debris sample and surface imaging of the sample by the AW-mLIBS system will be presented.

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